【古物商許可】中古車販売業を行うとき

中古車販売業を行う際に、古物(中古車)を買い取りすることが必須となります。

よって古物営業法に基づく古物商の許可を取得する必要があります。

昔は、最近ではオンラインでの取引が広がり、オークション会場に入るのに古物商の許可が必要で

取得する方も増えています。オークション運営会社によっては、会員になるのに古物商許可から〇年という

実績を求める会社もありますので、ご注意ください。

古物商の許可の取得自体は、個人でも法人でも取得可能です。

許可取得のために車庫や工場が必要というわけではありません。

基本的には盗品の流通を防ぐ目的の許可ですので、実際の営業方法に合わせた確認となります。

ただし、警察においても架空の業者でないか等を確認するので

営業所となる場所の確認は行います。

営業所となる場所は自宅でもかまいませんが、作業をする場所をしっかりと確保して説明できるように

してください。

また、賃貸マンション等で開業予定の方は、賃貸借契約書で事業を禁じられていないかをよく確認してください。

持ち家の方でもマンションの管理規約に違反していないかなどを確認してください。

古物商の許可は取得できても、思わぬトラブルになることがあり得ます。

同時に、レンタカー事業(自家用自動車有償貸渡業許可)を取得することもあります。

古物商の許可申請は、比較的シンプルな手続きではありますが、他の事業をしている場合や古物台帳の記載方法

取り扱い方法は、取引するものや取引方法、金額などによって異なり複雑な場合もあります。

許可の取得をお考えの場合はぜひ、ご相談下さい。